デザイン

 企業のCIデザインという興味深い仕事をさせていただいておるので、備忘録もかねて簡単にデザイン奮闘記でも綴ろうかと。


 CIとはコーポレートアイデンティティのこと。意味は横文字の聞こえから察して下さい(笑)今回のCIデザイン一式ラインアップは

・社名
・ロゴ
・名刺
・挨拶状
・封筒大小
・会社案内

 社名はウチのお偉方が制作、実際に私が関わっているのはロゴから。制作するロゴはシンボルマーク的なロゴと、純粋な日本語のロゴタイプの2つです。ここからが私と、デザインにおける『文字』との出会いでした...。


 文字を扱う上で必須になるのは文字組、字詰め、字ヅラと余白の絶妙なバランスの探究です。ロゴタイプ制作は感覚で出来るようなものではなく、ほとんど数学。色んな言語、色んな書体があり、みんなそれぞれの意味を持ち、歴史を持ち、佇まいを持っています。それらを熟知した上で最も洗練されたカタチを導き出す。それが、ロゴタイプのデザインなんです。...多分。

 というわけで先輩のサポートをガッツリ受けながら日本語のロゴタイプを制作したのですが、これが難しいのなんのって...。特に日本語は難易度が高いそうで、最後らへんは0.01mm単位で調整とかしてました(笑)

 そしてデザイナー憧れの仕事であるロゴマーク制作。といってもこんな駆け出しのペーペー一人に一社の命運を握るロゴを任せる訳ではもちろんなく、社内デザイナーでのコンペ形式でロゴが決まりました。このロゴマーク制作もめちゃくちゃに難しいわけで...。私もいちおう出馬しましたが...結果は察して下さい(涙)


ロゴが無事に決まり、次は名刺制作。
ロゴ制作で流した涙を拭いて、次回『ヤツの名刺は化け物か!』に続きます。

アシスタントデザイナーになって1年。今私は、デザインに苦しんでいます。

 デザイナーの仕事である「デザイン」と、一般人の大半が思い描く「デザイン」の意味は、多少ズレがあると思います。1年前は後者だった私も、「デザイン」という言葉の持つ素敵な雰囲気に魅せられていました。まぁ実際素敵なお仕事であるには違いないのですが、いまいちデザインというものを理解していなかった為に、さぁデザインをしようとなったときに何をすればいいのかわからない。いまの私は、まさにこの状態です(苦笑)

 今、とある会社のCI(ロゴ)&各種ビジネスツールのデザインを任されております。といっても半分以上先輩上司のディレクションの下でやっている訳ですが、それでもなかなか難儀しております。特に今やっている名刺のデザイン...メチャクチャ難しいです。なぜこれほど苦戦しているのか...。原因は「文字」でした。

 デザインをする上で重要な要素といえば、文字・色・レイアウト etc...です。色やレイアウトに関しては高校〜大学にかけてある程度勉強してきたのですが、働き始めるまでは文字に関する知識はほぼ皆無でした。入社後は少しずつ文字に触れるようになってきましたが、この一年思い返せば基本的にはイラストの仕事ばかりしてきたような気がします。そして今、文字がもっとも重要な仕事に直面し悶絶している自分。つまり私は今までデザインをしていない、ただのイラストレーターだった...ということを痛烈に思い知らされる事となった訳です。別にイラストレーターを否定している訳ではないし、いつかはイラストレーターになりたいと思ってたりもします。でも今まさに直面しているデザインというものについて...まだまだ私はヘタクソ以下。せめて今の会社に貢献できるくらいデザインが上手くなりたいです。これから当分はデザイナーとして、デザインを勉強していきたいと思います。道は果てしなく険しそうですが、頑張っていきたいと思います。

 古今東西の劇団のフライヤーを詰め込みまくった一冊。一昔前から最近の物まで、256頁に及ぶ大容量。¥3,360。

 演劇フライヤーの制作にわずかながらも関わっている身としては見逃せない一冊。余計な文章などは一切書いておらず、名前通り単純にフライヤーのコレクションとしての楽しみに特化しているので、見ているだけで楽しめるし、制作に関わる人間にとってはかなり勉強になる良本。学生劇団でチラシを作っている方は是非目を通して、いろいろパクってみるといいですよ(笑)「パクる」とか「マネ」とか、えらくネガティブにとらえる人が多いですが、実力や経験の浅い人間にとって「模倣する」ことは腕を上げる最大の近道だと思います。まぁもっとも、向上心を持っての模倣でなければ意味が無いわけですが。

 もちろんオイラもまだまだ模倣の段階。がんばっていきまっしょい。


Amazon.co.jp:演劇フライヤーコレクション: 本

designers.jpg 個人的にMdNの本は当たりハズレの幅が大きいので、さすがの衝動買い好きの自分でも買い控えてしまうのですが、この本は文句なしに当たりでした。

 それもそのはず、日本のデザイナー業界を牽引する人達の作品ばかり縦横無尽に詰め込んだ年鑑です。3,990円とちょいとばかし高めですが、264頁まるまる楽しめる上勉強にもなるのでかなりオススメです。幅広い分野のデザイナーの作品が掲載されているので、アイデア出しにちょっと詰まったらパラパラめくってみるといいかもしれんですな。


 全然関係ないけど今週のワンピース(ジャンプ)は燃えた。尾田先生グッジョブ!